暑い時期におすすめしたい子供服の素材とは?
暑い時期におすすめしたい子供服の素材とは?
子供服で夏におすすめな素材は麻と天竺の2つで、いずれの素材も通気性・吸水性・吸湿性に優れています。麻は汗をかいても肌に張り付かず、上質なものであればチクチク感も少ないため、敏感肌の子供でも安心して着用することができます。さらには汚れが落ちやすい特徴を持っていることから、食べこぼしや外遊びが多い子供にも最適ですし、洗濯するとシワになりやすかったり少しだけ縮むこともありますが、麻本来の色合いがそれをカバーしながら大人っぽくお洒落な雰囲気を演出してくれます。天竺素材はメリヤス編みと呼ばれる生地のことで、最も基本的な編み方の一つでもあります。表目にV字型の筋が見え、裏目は少し荒い半円状の網目が見えることから表と裏で違った表情が見られ、さらっとした着心地で通気性にも優れているので、梅雨の時期や夏場の暑い季節にも重宝する素材となっています。また、暑い時期にかかわらず、汗をたくさんかく子供には吸湿性に優れた綿素材の子供服を選ぶのもおすすめといえます。
子供服で子供が事故に遭う理由とは?国の安全基準も紹介
子供服の中には、紐やリボンのついた可愛いデザインのものが多数あります。しかし、これらが滑り台などの公園の遊具にひっかかったり、自転車のタイヤに巻き込まれたりして危険な目に遭うことがあります。ズボンや上着の裾についている紐が、電車などのドアに挟まっているのに気づかないで歩き出すと転んでしまいます。そうは言っても子供の成長は著しく、サイズの調整など実用的な側面もあり、紐などをすべてなくすことは実際的ではありません。 欧米では、子供服は安全基準に沿って作られています。子供服の安全と欧米との貿易障壁の回避を理由として、日本でも平成27年にメーカーに向けたJIS L4129という国内の統一基準が設けられました。この基準では子供服の紐やリボンなどの位置や長さなどについて決められており、年齢や部位に応じた決まりがあります。強制力はありませんが、メーカーが独自に「JIS L4129適合」などの表示をつけている場合もあるので、購入の際は確認しましょう。